口内炎とドライマウス・口呼吸

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口内炎の原因の一つに、ドライマウスがあります。ドライマウスとは口の中のが乾燥し様々な症状が出る状態で、そのままだと、口内炎はもちろん、口臭、歯周病、嚥下障害、味覚障害の他、さまざまな細菌感染症などの原因となります。

ドライマウスの原因は、シェーグレン症候群、糖尿病などの口腔症状や更年期障害、腎不全、薬剤の副作用など疾病由来のものや加齢などから来る口腔周囲の筋力の低下や唾液腺の衰え、喫煙、飲酒、ストレスなど様々ですが、ここでは若い人、健康な人でもなり得る原因、口呼吸について紹介します。

口呼吸の悪影響とは

人間や哺乳類は基本的には元々鼻での呼吸をメインに生活するような仕組みになっています。人間以外の哺乳動物ではそもそも口呼吸ができない動物も多く、人間も本来は鼻呼吸で生活することが健康的だとされています。
なぜ、鼻呼吸の方が良いのかというと、元々鼻は、空気中のバイ菌やウイルスを取り除くフィルターの役割を果たしており口呼吸ではフィルターの役割を果たさないからです。
さらに慢性的な口呼吸となると上記のようにドライマウスになり、様々な悪影響がでます。
本来唾液は、口内の菌類のバランスを保ち、口内の清潔状態を一定に保っていますが、その唾液が渇くことで口内炎はもちろん、様々な悪影響を口内にもたらします。

口呼吸の原因は?

口呼吸の原因は様々ですが、そもそも鼻づまりなどで、鼻呼吸をすることが難しい場合があります。ひどい慢性的な鼻づまりの場合、耳鼻科などで鼻自体を治療することが大切になりますが、そこまでひどくはないという場合でも、やはり鼻で息がしずらければついつい口呼吸になってしまいがちです。
また、口呼吸が癖になっていたり、口を閉じる筋力が弱くついつい口を開けがちになったりすることで口呼吸になる人も多いです。こちらは努力次第で鼻呼吸にシフトできる可能性が高いので、まずは口周筋のトレーニングと鼻呼吸が習慣化するようにトレーニングしましょう。

 

かんたん体操で口周筋を鍛える
鼻呼吸のための口周筋のトレーニング

あいうべ体操

「あいうべ体操」 みらいクリニック院長の今井先生が考案された、口呼吸を鼻呼吸へと改善させるためのトレーニング方法です。
今井院長は「リウマチの患者さんは口臭が強いことから口呼吸と様々な疾病の関係を研究し口呼吸が口腔内に雑菌が繁殖しやすくなるということを発見。すると口臭も強くなり様々な問題が出てくることになり、さらに免疫系や炎症の悪化、インフルエンザ等にもかかりやすくなることを問題視し、あいうべ体操を考案しました。
しかし、ここにいきつくまでにはいろいろな器具を使った方法を研究し試行錯誤を繰り返しました。最終的に器具をつかわない、「あいうべ体操」に行き着きました。

かんたん体操で口周筋を鍛える

 

1.「あー」と口を大きく開くできるだけ大きく。声は出なくてもOKです。

2.「いー」と口を大きく横に広げる。

あいうべ体操2

3.「うー」と口を強く前に突き出す。

4.「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす。

あいうべ体操4

1度に行うのは10回程度として、1日30回以上をを目標に毎日続けてください。 ただし無理のない程度で行ってください。 顎関節症の人やあごを開けると痛む場合は、回数をへらすか、「いー」「うー」のみをくり返してください。 この「いー」「うー」体操は、関節に負担がかからないため、何回行ってもけっこうです。(画像出典:みらいクリニック

口呼吸防止テープ等

口呼吸を防止するためのグッズが市販されています。就寝時に口に貼り、口を開けることができないようにする口呼吸防止テープや、顎を固定し口を開けないようにするマスク、また、逆に鼻呼吸をしやすくするための鼻腔拡張テープなどがあります。
それぞれ人により向き不向きがあり、まずは使用してみて自分に合ったグッズを探してみることが重要だと思います。
管理人も各種グッズを使用したことがありますが、管理人の場合就寝時にいびき防止用として使用し、少し鼻が悪いので口呼吸防止テープなどでは、苦しく無意識に取ってしまいましたが鼻腔拡張テープなどであれば朝まできちんと使用でき、口呼吸、いびきも軽減できました。

 

 

 

 

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