サウナに入って風邪を治そうとしてみた話

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このサイトの本来の趣旨、口内炎の話とはちょっと外れるのですが、自分は風邪にもまあまあひきやすく年に1回くらいは冬に風邪をひきます。酷い時は2〜3回。
そのため人一倍風邪の予防には敏感で、もちろん口内炎の予防・治療も兼ねてですが、外から帰ったら家でも会社でもうがい手洗いは欠かさず、かなりナーバスになってますが、そんな自分でもやっぱりひくときは風邪をひいちゃうもんで、先日もご多分に漏れず風邪になり、金曜の朝、起きたらちょっと熱っぽいようなだるいような感じで、咳もでて、「あ、こりゃ風邪ひいたな」ってのが分かる感じでした。

風邪を引いた男性イメージその日は一日、熱っぽいようなだるいような感じが続き、咳も出てたんですが、同時に私、サウナが大好きで毎週週末はサウナに通って平日に多まったストレスをサウナと水風呂で癒すのが唯一の楽しみなんですが、ああ、今週はこの感じじゃサウナに行けないな。。。。なんて思っていました。

しかし、その時自分の中に一つのヒラメキが降臨。
「もしかして、サウナで風邪って治るんじゃね?」

いや、普通に考えるとサウナで風邪なんて治るわけねーじゃん。と思う人がほとんどでしょうが、サウナー(サウナに人生を捧げてる馬鹿人)はサウナに対して万能だと思う機能が備わっており、特に風邪などに見舞われるとそのような妄想を爆発させるものなのです。
で、そんなわけで、ネットで検索してみると確かに、サウナで風邪を治しただの、いや、悪くなっただのと色んな記事がでており、どうもよく分からない。で、だったら自ら試してやろうじゃないかと思い立ちました。

 

■そもそもサウナとは・・・

そもそもサウナとは・・・。あまりサウナと縁の無い方には小太りのおじさん達が狭いサウナ室で暑さに我慢しながら汗かいて、何がおもしろいのかと思うことでしょうが、実は最近は、若い女性も巻き込んでじわじわとサウナブームが巻き起こっています。
サウナーと呼ばれるサウナ好きの若者も増え、サウナフェスと呼ばれる自然の中でテントサウナなどに入って楽しうイベントも増えています。

サウナは暑いサウナ室で暑さに我慢する、というばかりかと思われがちですが、実はサウナの醍醐味は水風呂と外気浴にあります。
一般的に健康ランドや銭湯、スパなどにサウナがある場合、ほとんどの場合、サウナ室を出るとすぐちかくに水風呂が備えられています。サウナ上級者はサウナで極限まで体を温めたあと、水風呂に浸かり火照ったからだをクールダウンするのです。
これを温冷交互浴といいます。

サウナに入ると、その効果で徐々に体内の血管が膨張し、血流が良くなります。そして、その後水風呂浴に入ることで、サウナで体があったまり十分に拡がった血管が、一気に収縮します。そのため、血流が良くなった血管にポンプ効果でさらに血流が促され全身に血液が巡りまくります。
そのため、指先など末端まで血液が巡り冷え性の改善やむくみの改善が期待でき、また新陳代謝ばよくなるなどの健康効果があると言う事です。

さらに、水風呂に入ったあと、多くのサウナーはそのまま備え付けのデッキなどに腰を掛けます。デッキが置かれているのが露天風呂の脇などに多いことから、それは外気浴と言われます。
これは、サウナで温まったあと、水風呂でクールダウンし血流が活発になったところで瞑想をするように心を落ち着かせゆっくりすることで、脳にまで血

液を巡らせその際に起こる不思議な恍惚感のようなものを楽しむものです。

水風呂に入ったあと、デッキで心を落ち着かせ座っているとだんだんと頭がくらくらぐるぐるするような感覚に陥るときがあります。脳内麻薬が分泌されたかのように気持ちよさと同時に不思議なリラックス感をもたらすそれはサウナーの代名詞とも言われる漫画家のタナカカツキ氏が「ととのう」と呼んだことから一気に拡がり、サウナといえば「ととのう」と言われるようになりました。
「ととのう」状態は究極のリラックス状態とも、合法的に脳内麻薬を分泌している状態ともいわれ、このリラックス感の虜になるサウナー

が最近どんどん増えています。

 

■サウナが風邪に効く?その根拠は?

そんな中、一部のサウナーに囁かれているのが、サウナが初期の風邪に効くのではないか?という噂です。
その根拠の一つとなるのが、サウナの持つ自律神経を整える効果です。

自律神経とは交感神経や副交感神経からなる意思とは無関係に作用する神経で、血管系や心臓など人間の意思では制御できない神

経で、この自律神経が乱れたりすると身体だけでなく精神などにも不調をもたらします。もちろん、免疫系統にも影響し、風邪をひくイチ原因になることもあります。

サウナに入り温冷交互浴を行う事で、体温調節を司る自律神経を活発にさせ、整え、その結果免疫も活性化させ、初期の風邪ならその効果で治してしまうというのがその根拠です。
当然、それに反論する人もおり、そもそもサウナで自律神経を整えるということ事態、明らかになったものではないという人や、仮に活発になったところで風邪には関係ない、という人、効果があってもそれ以上にサウナで体力を消耗することが問題だという人もいます。

 

■実際にサウナにいってみた

サウナ室イメージ

ともかく、色んな説はあっても、とりあえずやってみたら分かる、ということで、風邪を自覚した翌日の土曜日、サウナに行ってみました。

場所は自宅から車で30分ほど行った千葉県某市のスーパー銭湯です。
近くにはまだ水風呂が冷たくて有名な某健康ランドや有名サウナ店もあるのですが、あまり冷たい水風呂やちょっと怖いのと、外気浴がしっかり楽しめそうということで、そのスーパー銭湯にしてみました。

スーパー銭湯内に行く前の体調は、その前日とあまり変わらず、やや熱っぽさあり、だるさと喉の痛さを感じるものの、寝ているほどではなく、また急激な熱の上昇もないので明らかにインフルエンザなどでもありません。出かける前に計った体温は37.1°でした。これは、当然普段よりやや高めです。

スーパー銭湯の脱衣所で裸になるとやや寒気を感じましたので、まずは体を洗ったあと、お風呂に浸かりました。12月に入り本格的に寒くなってきた頃で 外にで冷えた体にその温かさが染み渡ります。

このスーパー銭湯のサウナの温度は95〜100℃近い高温でファミリー向けのスーパー銭湯としてはかなり高温で個人的にお気に入りのサウナです。水風呂の水温は18度くらいでまあまあというところですが、風邪の体には冷たすぎずに丁度良いかなという感じです。
しかも、露天でしっかり外気浴ができるお気に入り。

このサウナにいつも通り、サウナ(6〜8分)→水風呂(1〜1分30秒)→外気浴(5〜10分)→ぬるめの風呂(5分程度)、というサイクルで楽しみます。
いつもならこのサイクルとこのサウナで極上のリラックスを得られるハズです。

 

■結果

今回は上記サイクルでのサウナを今回は約3回ほどやってみました。
通常なら時間があれば4〜5回はやってみたいところですが、今回は無理をせず3回程度にしてみます。
入っていると一瞬、「あれ?熱があるのかな?」と感じるコトもありましたが、サウナでの火照りとあまり区別が付かず、その他、大きく普段と変わる感じはしませんでした。
途中外気浴中もしっかりディープリラックスでき、まずまず満足行く感じでした。

その後、脱衣所で着替えていると多少の寒さを感じたものの、体調的にはさほど変わらず。
しかし、帰り道、段々と体が冷えていくにつれすこしづつ悪寒を感じるようになりました。
さらに帰宅し、少し横になろうと思っていると熱っぽさも感じてきました。
さすがに、ちょっとまずいかな・・・と感じながら寝て、さらに2〜3時間もすると熱っぽさは増してきて、あ、こりゃ、完全に風邪、悪化しました って感じです。

熱を計ってみると38.0度と前日より上がっていて、確実に悪い方向にきました。

 

■結論

その後、翌日はもちろん、その翌日も仕事は休み無事仕事ができるようになるまで丸二日っかりました。その後の現時点で1週間以上立ちましたが、咳と喉の痛みが残り、完調とはいえません。

今回の実験だけで一概に、風邪にサウナはやはり駄目。とは言い切れませんが、少なくとも自分はもう風邪を引いたら素直に寝て治すようにしたいと思います。

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