多くの口内炎は最初は小さな口内の傷から発展し大きな口内炎になっていきます。まずは口内に傷を作らないことが一番です。
その為には日常のどういった場面で口内に傷をつけてしまうのかを理解し、意識し、気を付けることが大切です。
口内に傷をつける要因とその防ぎ方
口内に傷をつけやすいいくつかの場面をピックアップ!
日常に潜む口内炎リスクを回避し、口内炎にならないようにしましょう。
食事中 口内を噛んでしまう
食事中に口内を噛んでしまうパターンはだれでもあるのではないでしょうか。何の気なしに食事をしていると何の前触れもなく頬の内側を咬んでしまいそこから口内炎の発展してしまう・・・。
そんな不意の口内傷を少しでも回避するために、口内を噛みやすい原因と回避法を探りましょう。
1、体温に近い温度の食品を食べている
体温に近い食べ物を食べると、口内で食事と舌や口内の皮膚の境目が曖昧になりついガリッと噛んでしまうことがあります。
また同じような理由で、グミやガムなど、口内の皮膚に柔らかさや感触が似ている物を食べている時にも口内を噛みやすくなります。
2、慌てて食べる 急いで食べる
食事中に口内を噛んでしまう原因に一番多いものです。理由は言わずもがな。落ち着いて食事をすることで回避できます。
太りすぎ・頬のたるみ
太ると当然頬や口内の皮下にも脂肪がつき、その結果皮膚を噛みやすくなってしまいます。また、老化などで頬や表情筋がたるんでくると、本来の位置とは異なる部分に頬が垂れ噛みやすくなります。
肥満をふせぎ、表情筋を鍛えることで低減させることができます。
歯並び、歯の噛み合わせ
虫歯の治療や親知らずを抜いたことで、歯の噛み合わせが変化し、その変化に慣れずに噛んでしまうことがあります。歯の治療をした後などは気を付けて食事したいものです。
また、歯の治療や生まれつきの問題で、歯の尖っている部分などが頬肉や舌に当たりやすくなっている場合があります。こういう場合、歯科にて相談すれば丸く削ってくれるなど対策してもらえます。
ストレス
ストレスにより無意識に口癖が出てしまうことがあります。イライラした時の貧乏ゆすりや爪噛み行動などと同じで無意識に特定の動作を行いフラストレーションを発散しようとしていることによるもので、舌を甘噛みしたり、歯で舌を擦ったり、色々な癖が出てしまいます。
身体的な癖を抑え込むことは難しいので、なるべくストレスを貯めないようにすることが大切です。
疲労
疲労が溜まると筋肉の動きが緩慢になりつい噛みやすくなってしまいます。疲労を溜めず睡眠をよく取ってください。