口内炎と胃腸

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口内炎の原因の一つに胃腸の健康状態の悪化があるとされています。
胃腸は食道を通じ、粘膜が口内と繋がっており、東洋医学でも口内炎などの口内の症状と胃腸は密接な関係にあるとされています。
また、胃はストレスに最も敏感な臓器のひとつで、ストレスが原因のひとつである口内炎にも似ています。

逆に、胃腸の調子を整えることで精神的にもストレスを軽減するという研究結果もありますので、ストレス・胃腸・口内炎は一つながりで、胃腸の調子を整えることでストレスの軽減にもつながり、口内炎の軽減にもつながります。

胃の調子と口内炎

胃と睡眠

胃は言うまでもなく、食物を消化する器官です。胃に落ちた食物は胃液によってドロドロに溶かされ消化されていきますが、胃はその間、自分の胃自体も粘膜で保護しながら強力な胃酸を出し続けます。実はこの作業は人間の体にはとてつもなく大変な作業で、相当な体力を使っています。

人間の睡眠も体自体を休ませることも目的ですが、この胃腸を中心とした内臓を休ませるという意味もかなり大きいのです。

なので睡眠時、いかに胃腸をしっかり休ませるか、という所が胃腸の調子には大切になってきますが、寝る前に食事を摂り、寝ている間に消化を進めているような状態では睡眠中にしっかりと胃腸を休ませることが難しく、結果として胃が常に疲れている状態になります。

食事は睡眠の3〜4時間前には済ませる

ショートスリーパー(短眠者)の中には晩御飯を食べなかったり、極端に少ない人が多いと言われています。実際に短眠法を実践する際には、晩御飯を食べないことが必須であったりします。これは、上記のような理由から睡眠中に胃を休ませて、胃腸を休ませるための睡眠時間を少しでも削るためです。
実際に、晩御飯を食べないというのはかなり難しいと思いますが、最低でも食物の消化がひと段落する食後3時間以上経ってからの睡眠を心がけることが大切です。

→ビタミンの摂取

胃に優しい食べ物

胃にやさしい食べ物というのは、まず消化が良い食べ物、ということになるでしょう。実際、食物が胃の中にとどまる時間が短いほど胃腸の負担は軽減され、また消化液などの分泌量も抑えられることで胃の疲れも軽減できます。ただ柔らかい食べ物、というだけではなく、食物繊維が豊富であることも大切です。
また、胃の粘膜を保護したり傷んだ粘膜を回復させるような食物も胃にやさしい食べ物となります。
胃の粘膜を回復させる食べ物は、「ムチン」などが豊富な食べ物があります。ムチンはたんぱく質が結合した多糖類の一種で、胃や、口腔軟粘膜の材料のひとつです。熱を加えると変質しやすいという特徴があるので、なるべく火を通さずに食べることがポイントです。

消化の良い食べ物

かぼちゃ、ジャガイモ、サトイモ、りんご、バナナ、ヨーグルト など
また、調理としては、おかゆや柔らかく煮たうどんなど
またキャベツにはキャベジンと言う胃腸にやさしい成分、大根やカブなどにはアミラーゼと言う消化を促進してくれる消化酵素が豊富にあり、これらも胃にやさしい食材です。

胃粘膜を整える食べ物(ムチンが豊富な食べもの)

納豆、レンコン、オクラ、なめこ、サトイモ、ヤマイモ、モロヘイヤ など

胃にやさしいレシピ

ネバネバ野菜の食べるスープ(外部サイト)

時短でほっこり♪ 豆乳とキャベツのお粥(外部サイト)

 

食事中の飲み物は摂りすぎ厳禁

食事をし、胃の中で食物が消化されている状態では胃液が働き、食べ物を溶かしています。しかし、食事中に水やお茶などの飲料をたくさん飲んでしまうと、胃液が薄められ消化が悪くなってしまいます。結果的に、食物が胃にとどまる時間が長くなり、胃が休める時間が短くなってしまいます。
食事中の飲料は適度(少な目)なら良いですが、飲みすぎないように注意しましょう。

プチ断食で胃腸を整える

消化すること自体が胃に負担を掛けることは上記で説明しました。しかし、実は寝る前3〜4時間前には食事を済ませることは一般的な生活をする上での理想であって、本来は就寝の3〜4時間前に食事を終えたとしても、通常はまだ胃に食物が残ったまま就寝することになります。本来ならば完全に食べ物が消化されるのを待ち、胃腸を完全に休ませるのであれば、10〜12時間は必要となります。
つまり、就寝を挟み12時間前後のプチ断食を行うことにより、しっかりと胃を休ませることができ、胃腸の調子を整える手助けとなります。

夜を中心に12時間を目安におこなう

プチ断食は毎日行う必要はありません。週に一度でも、月に一度でも、できる範囲で構いません。無理をしないで行うことが大事です。
その人の生活環境にもよりますが、夜は一般的にカロリーを消費しずらく、また寝ている時間は空腹を感じずらいので例えば、朝7時に朝食を食べる人ならば、前日の就寝5時間前までにはプチ断食前の食事を終え、その後は水分(水・白湯・ほうじ茶など)だけで過ごします。しかしその後も水分はしっかりと摂ってください。
また、つまり、夜10時に就寝し、8時間睡眠をとり、朝7時に朝食を取る人は、夕方5時頃には食事を済ませましょう。

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