舌にできた口内炎の治し方と予防法

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口内炎は口内であれば色々なところにできてしまいますが、特にできたら困るのが舌ですね。食事の時も常に食べ物にあたり、普段も歯などに当たることが多いため常に痛みと違和感に悩まされます。
特にパッチ薬などの通常の口内炎の薬が付けずらいため治療も困難です。
ここでは、そんなやっかいな口内炎の治し方をまとめています。舌イメージ

舌にできた口内炎の治し方

舌の部位別の口内炎の特長

・舌先

筆者の経験としては舌先にできる口内炎は小さいものが多く、比較的治りが早いように感じます。しかし、常に歯で触れる位置にあるので、意識していないとついつい歯で舌先を弄ってしまい悪化させたり治りを遅くさせたりしてしまいます。
薬は塗りやすいですが、取れやすくパッチ薬などを貼り続けるのは難しい場所です。

・舌の側面(フチ)

筆者の経験としては舌にできる口内炎としては舌のフチにできることが多いです。歯などにあたりやすく噛んでしまいがちな部位なので口内炎になりやすいものと思われます。
また口内が荒れた状態でいると、舌のフチが波型になり歯の後が付きそこから口内炎に発展することも多々あります。
舌先に比べると薬はつけやすいですが、それでも長時間に渡り薬をつけつづけるのは難しい場所です。

・舌の裏側

筆者の経験としては舌にできる口内炎の中でも特に痛みが激しく、気になる場所です。比較的食事の時など影響を受けずらい場所ですが薬をつけずらく治りにくいです。

口内を清潔にし殺菌する

歯ブラシ舌にできた口内炎といえど、基本的な治し方は通常の口内炎と同じです。口内を清潔にし、細菌の増殖を抑えることが何より大事です。

→口内炎の治し方

舌の口内炎に薬を塗るには

舌は常に唾液で塗れており、通常の口内炎の軟膏などを塗ってもすぐに取れてしまいます。また、舌は複雑な湾曲形状をしているうえ、呼吸や言葉をしゃべるたびに激しく動くため、パッチ薬などもすぐに剥がれてしまいます。
そういう時にはガーゼを使った方法が塗りやすく効果的です。

1・ガーゼを口内炎の大きさに合わせて切る
(大きくしずぎないのがポイント)

2・ケナログなどの軟膏薬をガーゼに塗る

3・患部の水分をティッシュなどで軽くふいておく

4・そのまま患部に張り付ける

ガーゼはテープなどを使用せず軟膏薬の粘着力だけど使用して貼ります。
塗布中はあまり舌を動かさずにおきましょう。

ガーゼをしているので、知らずに飲み込んでしまったりしいように気を付けてください。
就寝中などにも使用しないでください。

→口内炎の塗り薬・貼り薬

 

舌にできる口内炎の予防

舌にできた口内炎といえど、基本的な予防法は通常の口内炎と同じです。

口内炎の予防

しかし、舌の場合特に舌の汚れ、つまり舌苔との関係も重要になってきます。
舌苔(したごけ・ぜったい)とは、舌にできる白や黄色状の汚れで、主に口内の細胞の死んだカスや食べカス、またそのカスなどに細菌が溜まった物です。つまりは口内細菌の巣(口内プラーク)といえます。
この舌苔がある舌の部分を噛んだりして傷つけてしまうと、細菌が一気に襲い掛かり口内炎へと発展してしまうのです。
また、舌はざらざらしていて、拡大すると絨毯のような造りをしています。絨毯の繊維は「舌乳頭」といい、ひだのように舌の表面を幾重にもなって覆っています。
舌苔はこのひだの奥にまで入り込んでいるのです。
舌にできる口内炎を予防するためにはこの口内細菌の巣である舌苔ができないようにするのが近道です。

→口内炎とドライマウス対策

 

胃の調子を整える

胃のイラスト舌に口内炎ができる原因は胃腸の調子が根本にあると言われています。胃の調子を整えることが舌の口内炎の予防に繋がり、舌苔や口臭の予防にもつながります。

→口内炎と胃腸

 

マウスウォッシュ・うがい薬などを使用する

うがいで口内炎予防舌苔の主な内容は、細菌が作った巣(プラーク)です。殺菌力のあるマウスウォッシュやうがい薬でうがい、口濯ぎをすることである程度は洗い流すことが可能です。殺菌されればその場に細菌が増殖することも抑えられます。

→口内炎とマウスウォッシュ

 

 

コラム

舌ブラシは極力避けた方がよい?

舌ブラシこの舌苔を取るためによくされることが、歯ブラシや舌ブラシ、舌クリーナーなどで舌をブラッシングしてしまうということです。しかし、上でも説明したように、舌苔は「舌乳頭」という舌のひだの奥まで侵入してしまうため、舌ブラシなどでは、その表面しか舌苔を取ることができず根本的な解決になりません。下の奥に溜まった口内細菌はすぐにまた繁殖して元通りの舌苔でまっ白な舌になってしまいます。それだけではなく、舌という繊細な器官をブラッシングすることで、その刺激により舌がよけいに荒れてしまったり、味を感じる舌の細胞(味蕾)がダメージを受け最悪の場合味覚障害などを起こしてしまいます。少しくらいならブラッシングもいいでしょうが、やりすぎは禁物です。

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