口内炎とビタミン

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口内炎の原因として見過ごせないものにビタミン不足があります。
口内の粘膜は繊細で、ビタミン不足による影響が出やすく、また疲労が蓄積しているときや睡眠不足のときなどは身体はビタミンをより必要とし、結果としてビタミン不足に陥りやすくなります。
本来なら食事から摂取することが望ましいですが、なかなか難しい場合はサプリメントを上手に使うことも大切です。ビタミン豊富な肉

口内炎予防に効果のあるビタミン類

ビタミンの中にはビタミンB群などの水溶性ビタミンといわれるものがあります。これらの水溶性ビタミンは体内に蓄積されず次々と体外に排出されるため(ビタミンBのサプリメントなどを摂取するとオシッコが黄色くなるのはこのためです)、積極的に摂取しないとなかなか必要量を保つことができません。

ビタミンB群(ビタミンB1,B2,B6)

ビタミンB1やビタミンB6などのビタミンB群は神経組織や免疫機能に影響する成分です。とはいえ、それぞれ効果も変わり、ビタミンB1は炭水化物や糖質をエネルギ―に変え疲労回復効果などに効果があるビタミンで神経の調節を適切にする働きがあります。皮膚や粘膜の健康を保つ効果のあるビタミンB2、B6となります。これらビタミンB群は「代謝ビタミン」とも呼ばれ全身の肌や粘膜を守る働きをもっていますが疲労やストレスにより必要量が増すことで不足気味になり、そのため口内炎ができやすくなります。
最近では、にんにく注射などでビタミンBを静脈注射することも一般的になってきています。

ビタミンB1を多く含む食品

豚肉や、ゴマ、卵、ほうれんそう、あじ、さば、ニンニク、魚卵(たらこなど)、玄米、豆類(大豆など)
吸収を助けるタマネギ、ニラなどを一緒に食べると効果的に摂取できます。

ビタミンB2を多く含む食品

海草(海苔、ワカメ、ひじき)、牛・鶏・豚のレバー、サバなどの青魚、ウナギ、卵、シイタケ、ブロッコリー、ほうれん草、牛乳、チーズ、納豆、ヨーグルト など
あるビタミンB2は口内炎の予防には最も重要なビタミンです。

ビタミンB6を多く含む食品

牛・鶏・豚レバー、牛乳、チーズ、キャベツ、とうもろこし、バナナ、アボカド、にんにく、マグロ、カツオ、鶏のささみ、胡麻、トウガラシ など
冷凍すると効果が落ちてしまうので、新鮮なものを食べましょう

口内炎治療の最終手段?にんにく注射が効く!? | 口内炎.com

 

ビタミンC

ビタミン豊富なスムージービタミンCは皮膚や粘膜の健康に欠かせないビタミンです。コラーゲンを作り皮膚細胞を健康に保ち、風邪の予防など免疫力を高めてくれます。また抗酸化力が強く、活性酸素から細胞を守り、肌の老化を防ぐ役割もあります。
口内炎に対してはビタミンB群ほど重要ではありませんが、生活に欠かせないビタミンです。
厚生労働省が定めるビタミンCの1日の所要量はわずか100mgです。ビタミンCも水溶性のビタミンで取りすぎても体外に排出されるのでサプリメントなどからの摂取が効果的ですが、人によりビタミンCを摂りすぎても口内炎になりやすくなる場合もあるようです。その他、下痢や吐き気などの副作用も確認されており、自分の体質を見極めて摂取することをオススメします。

ビタミンCを多く含む食品

レモンなどの柑橘類、アセロラ、キウイフルーツ、いちご、パイナップル、グァバなどの果物。赤ピーマン、芽キャベツ、菜の花、カリフラワー、にがうり、キャベツ、ほうれん草、じゃがいも、さつまいも、ちんげんさい など
過剰摂取に気を付ければ非常に有用なビタミンですので上手に摂取しましょう

ビタミンA

ビタミン豊富なレバービタミンAは、細菌に対する抵抗力を強くし、皮膚や口・喉・胃の粘膜を健康に保つ働きがあります。そのため、肌がかさかさになったり、胃が荒れてしまったり、喉の調子が悪かったりするときには、ビタミンAを摂取するのは良いことです。
しかしビタミンAはビタミンBやCと違い脂溶性ビタミンと言って摂取後も48時間程度おもに肝臓や脂肪組織に貯蔵されます。そのため摂りすぎても体外へ排出されず頭痛、吐き気、皮膚のあれ、関節痛、肝臓肥大、食欲喪失などの過剰症を引き起こします。
またビタミンBやCと違い熱に強く、加熱調理してもあまり破壊されないのも特徴です。

ビタミンAを多く含む食品

牛・鶏・豚レバー、、ニンジン、カボチャ、モロヘイヤ、パセリ、青じそ、ウナギ、バター、卵 など
ウナギは特にビタミンAが豊富です。

亜鉛

ビタミン豊富な牡蠣亜鉛はビタミンとはちょっと違い、必須ミネラルという鉱物由来の成分となります。鉱物由来のものがなぜ体内に?と思われるでしょうが骨(カルシウム)も鉱物由来の成分と考えれば人間も鉱物の力で生きていることになります。特に亜鉛は新陳代謝やエネルギー代謝、免疫反応などに関わり、体内の働きを助け正常に保つ役目をもつ超重要なミネラルです。
タンパク質の代謝を促す効果もあり皮膚や髪の健康にも必要不可欠であり、また精子の形成に欠かせないことから生殖機能の改善にも良いとされています。
口内炎に関しては粘膜を保護するビタミンAを体の中にとどめる効果や細菌を攻撃する白血球を活発にする効果が有効的に働き粘膜の保護に役立つと言われています。

亜鉛を多く含む食品

牛肉、豚レバー、鶏肉、牡蠣、ホタテ、シジミ、大豆製品、アーモンド、蟹 など
亜鉛が特に多いのは牡蠣。ビタミンCは亜鉛の吸収を助けるので、牡蠣にレモンやカボスを搾るのは理に適っています。

亜鉛不足は口内炎になりやすい!?亜鉛と口内炎 | 口内炎.com

まとめ

ビタミンやその他栄養の不足や偏りで口内炎になりやすくなっている人は結構多いです。特にストレスや疲労が溜まるとビタミンも消費されやすくなり、食事に気を付けないとすぐにビタミン不足になってしまいます。
口内炎予防にかかわらず、上手な栄養の摂りかたは隔たりなくバランス良く摂ることですが、食事で摂りにくい時はサプリメントなどで補うことも大事です。
口内炎予防に限って言えば、緑黄色野菜中心でレバーや海産物を上手く献立に取り入れることが大切です。

→口内炎に良い食べ物

 

 

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